「夢幻紳士」は高橋葉介の代表的シリーズで、昭和初期の日本を主な舞台とし、
黒衣の探偵「夢幻魔実也」を主人公の物語です。
今回紹介するのは、この2冊
主人公・夢幻魔実也ですが、「マンガ少年版」は怪奇、グロテスク風であり、
「冒険活劇編」はギャグ要素が満載です。
夢幻紳士・マンガ少年版
夢幻紳士・冒険活劇編
「夢幻紳士 冒険活劇」は、ミステリアスで魅力的な青年・夢幻魔実也が、奇想天外な冒険に挑むシリーズです。この物語では、魔実也が華麗に立ち回りながら、怪奇事件や超自然の謎に立ち向かいます。彼の敵となるのは、怪物や悪人だけでなく、人間の心に潜む闇や欲望。それらと対峙しながら、魔実也は持ち前の鋭い洞察力と冷静な判断で、困難を乗り越えていきます。
この冒険活劇は、スリリングなアクションと緊迫感溢れるストーリー、
そしてギャグ展開が魅力。毎回、予測不能な展開が待ち受けており、読者をページをめくる手が止まらなくさせます。夢幻魔実也のクールでスタイリッシュな姿と、彼の繰り広げる壮絶な冒険をぜひ体験してみてください。
脳交換クラブ
これは、「夢幻少年・冒険活劇編」の1話の内容です。
主人公、夢幻魔実也の探偵事務所に「夫を探してほしい」という夫人からの依頼で物語が始まります。
夫は細菌学者であり、日本医学会の権威でもある、芹沢鴨次郎博士が失踪してから1か月も経ち、夫人は夫の日記を見つけ夢幻魔実也は内容を読む。
その内容は博士の私生活でもある「変身願望」の内容だった、
博士は女装して街に出て映画を観たり、船員の格好して酒場で女性たちと飲んだり、ホームレスの格好して朝から橋のたもとに座るなど、他人の目で世の中を見ることに喜びを感じていました。
しかし、ある時女装している時、中国服を着ている老人にバレてしまい、中国料理店で食事することに、すると老人は脳を交換すれば完全な他人になれると。
日記はここで終わる。
後日、夢幻魔実也は中国風少女に女装して、中国料理店の地下にある脳交換クラブに潜入、そこには、容器の中に博士の脳があり、競売にかけられていた。
博士はだまされて、各国の軍事目的の為に脳みそだけ取り出されて、身体は中華料理店の食材になってしまった。
その後、夢幻魔実也はかっこよく登場するが、あっさり捕まってしまうが、警察が入ってきて銃撃戦になり、博士の脳みそは取り合いになり、バスケットボールの扱いされるなど、ギャグシーンが。
そして、無事に博士の脳みそは取返して夫人の元へ、
しかし、夫人は博士の脳みそを金魚鉢に入れ餌をあげながら、一緒に暮らしている。
メディア化
実は、夢幻紳士は1987年にOVA(オリジナルビデオアニメーション)でアニメ化しています。
最近ではyoutubeで観れます。
また、実写映画化もされてます。
購入場所
Amazonや楽天で購入可能です。
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