Xファイル E.B.E ローンガンメン初登場回 UFOの搭乗者?を追え!!

season1

イラク上空。イラク空軍の戦闘機がUFOを撃墜した。

テネシー州ヘンダーソン郡レキシントン。トラック運転手のランハイムは運転中にUFOらしきものに遭遇し、暗闇に向かって発砲した。

翌日、モルダーとスカリーはその調査にでるが、運転手のランハイムの取り調べが不十分なうちに、地元警察が彼を釈放してしまう。

ローン・ガンメンの登場

その帰り道、スカリーは精算所で隣にいた女性からペンを貸してくれと頼まれ、それを承諾した。

ワシントンD.C.に戻った2人は政府の陰謀を暴くために活動しているローン・ガンメンの3人に会いに行く。3人はモルダーの協力者でもあった。

豊富な知識と優れた能力をもって捜査に協力する3人組でモルダーの友達です。政府の陰謀を暴く活動していて「ローン・ガンメン」という雑誌を発行してます。シリーズにおいて度々登場しモルダーとの出会いのエピソードや、彼らが事件に巻き込まれてモルダーに助けを求めるエピソードがあります。

その後、2人はFBIに戻った。しばらくして、スカリーは精算所で貸したペンが盗聴器付きのペンにすり替えられていたことに気が付く。

UFOの写真

これを受けて、モルダーはディープ・スロートに会いに行った。ディープ・スロートはモルダーにイラク空軍の通信の傍受記録を手渡す。

そこには、UFO撃墜時の状況が書かれていた。その頃、スカリーはランハイムの一件の調査を続け、ランハイムのトラックの重量が通常より2000ポンドも重かったことと、ランハイムの本名がフランク・ドルースであることを知った。

モルダーはコロラド州へと向かうランハイムのトラックを追跡しようとしたが、アパートにディープ・スロートが訪ねて来てジョージア州で撮影されたUFOの写真を渡される。

UFOの残骸と搭乗者の行方

これを見たモルダーはランハイムのトラックは囮にすぎず、撃墜されたUFOは別の場所にあると思ったが、スカリーの指摘で、UFOの写真が偽造されたものだと気づく。

モルダーがディープ・スロートを問い詰めると、彼はモルダーをミスリードしようとしたことを認めた。

そして、ランハイムのトラックでUFOの残骸とその搭乗者が移送されていたことを認めた。

モルダーとスカリーはトラックを追跡するべく、ラスベガスへ向かった。

接近遭遇

2人はトラックに追いつき、尾行を開始したが、その最中に謎の現象が起きた。

運転中に突然強い光が二人を襲った、そしてトラックは突然止まった、トラックの中を調べたが、運転手と「搭乗員」はそこにいなかった。

トラックが停止した付近を調べたモルダーは、この現象は宇宙人の仕業でなく、

自分たちの追跡をやめさせるために仕組まれたトリックだと判断する。

MUFONとNICAP(UFOマニアの組織団体)の協力を受けたモルダーは、「搭乗員」がワシントン州マッタワにある発電所に運び込まれたことを知る。

終わり

ローン・ガンメンから偽の身分証を手に入れた2人は発電所内に潜入した。

「搭乗員」は2人が手に入れた身分証でははいることができないエリアに隔離されていた。

そこで、モルダーは強行突破を試みるも失敗に終わり、2人は警備員に捕らえられる。

そこに、ディープ・スロートがやって来て、モルダーに「搭乗員」が死んだことを告げ、2人を解放するのだった

解説

EBEの意味

エピソードタイトルの「E.B.E.」とは地球外生命体のことで、

Extraterrestrial Biological Entityの略。

湾岸戦争症候群

湾岸戦争症候群は、1990年から1991年にかけてイラクとクウェートとの間で行われた湾岸戦争(ペルシア湾戦争)に参加した米軍兵士や同盟軍兵士に見られた不定愁訴の総称です。この症候群は謎めいており、明確な原因は未だに特定されていません。

湾岸戦争症候群の症状は多岐にわたり、個人によって異なる場合がありますが、一般的な症状には以下のようなものが挙げられます:

  1. 慢性的な疲労感や筋肉の倦怠感
  2. 頭痛やめまい
  3. 集中力や記憶力の低下
  4. 筋肉や関節の痛み
  5. 皮膚の湿疹やかゆみ
  6. 消化器系の不調(下痢、胃痛など)
  7. 精神的な問題(不安、うつ症状など)

これらの症状は兵士たちの間で広く報告され、彼らの日常生活や職業生活に大きな影響を及ぼしました。一部の兵士たちは長期間にわたって症状が持続し、完全に回復することができないという報告もあります。

湾岸戦争症候群の原因については、環境汚染、戦闘時の化学物質や物理的な要因、ワクチンの接種などが挙げられていますが、詳細な原因は依然として解明されていません。

現在でも湾岸戦争症候群に苦しむ兵士たちの支援や研究が続けられており、この症候群の原因と適切な治療法を見つけるための取り組みが行われています。

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