Xファイル season1 スクィーズ 肝臓を抜き取る最悪な殺人鬼

season1

あらすじ

メリーランド州ボルティモアで肝臓をえぐり取られる、事件が発生、

スカリーのアカデミーの同期トムの捜査協力することになった、モルダーたち。

張り込み中に、通気ダクトからユジーン・トゥームスという男性が現れる。

今回の事件で見つかった指紋と過去に起きた肝臓抜き取り事件に残された1933年代と1963年代の指紋と一致した。(1903年にも同じ事件があったが、当時は指紋採取技術はなかった)

そして、30年おきに事件が発生、また、指紋も1960年代の指紋とユジーントゥームスの指紋が一致

犯人はユジーン・トゥームスが怪しいと捜査する。

指紋による犯罪捜査の始まり

今回のストーリーのカギは指紋でしたが、指紋による犯罪捜査の始まりは何なのかちょっと調べてみました。

指紋の独自性と識別性が古くから知られていたため、歴史的な記録には指紋の使用例が存在します。しかし、現代的な指紋捜査の基礎を築いたのは19世紀末の科学者であるフランシス・ゴルトン(Francis Galton)です。
フランシス・ゴルトンは、指紋の特性とその識別能力について研究を行い、1888年に著書『指紋の科学』(”Fingerprints”)を出版しました。これにより、指紋が個人の識別に有用であることが広く認識されるようになりました。
その後、指紋は法執行機関での犯罪捜査において重要な証拠として使用されるようになりました。1901年にはイギリスの警察が初めて指紋の採取とデータベースの構築を開始し、以降、指紋捜査はさまざまな国で採用されていきました。
現代の犯罪捜査では、指紋は重要な証拠として使用され続けています。指紋採取の技術も進歩し、自動化された指紋認識システムやデータベースが利用されています。指紋は、犯罪現場や証拠品から採取され、容疑者や犯罪者の特定や証明に役立てられています。

異星人たち

物語の冒頭で、異星人の話をします、捜査官の一人が、グリーンマン(火星人)の仕業かとジョークを言いますが。モルダーレチクル星人だと答えます、さらに、レチクル星人は地球人の肝臓が好物なんだ、レチクル星では鉄分が不足しているんだ。

真面目に語り、

ドン引きさせる

ちょっと調べてみたので紹介します。

グリーンマン(火星人)

緑色の肌で、個体によってはアンテナがついているタイプがいて、小さな小型タイプの宇宙人。

一昔前の宇宙人のイメージは緑色だったみたいです。

イメージ的にはドラゴンボールに出てくる、ピッコロを小さくしたタイプ

また、鳥山明先生のマンガですが、「ドクタースランプアラレちゃん」というマンガがありました、そこで、出てくるニコチャン大魔王というキャラクターも緑でした。

次にレチクル星人ですが

調べたところ、レチクル星人の情報はありましたが、何件かヒットしましたが、

モルダーが言ってた肝臓大好き情報はありませんでした。

もしかしたら、劇中設定だったのかもしれません。

犯罪現場から戦利品を持って帰る行為

ユジーン・トゥームスは殺害後、被害者の私物を持って帰る行動を取っています。

犯罪現場から戦利品を持って帰る行為は、一部の犯罪者に見られる心理的な要素が関与しています。以下に一般的な理由をいくつか挙げますが、これらは個人によって異なる場合があります。

1. 記念やトロフィー: 犯罪者は、自分が犯罪を遂行したことを証明するために、戦利品を取ることがあります。これは彼らにとっての「トロフィー」としての役割を果たし、自己満足や優越感を与えることがあります。
2. 所有欲や物質的な動機: 犯罪者は、犯罪現場から貴重な物品や金銭を盗むことによって利益を得ることを目的とする場合があります。彼らは物質的な欲望や経済的な動機に基づいて行動し、犯罪現場から財産を持ち帰ることで利益を追求します。
3. 制御欲や支配欲: 犯罪者は、犯罪現場から物品を持ち帰ることによって、自分が他者を支配し制御しているという感覚を得ることがあります。この行為は彼らの力や支配欲を満たす手段となります。
4. 証拠の隠滅: 犯罪者は、戦利品として証拠を持ち帰ることで、自身の犯罪行為を隠蔽しようとする場合があります。これによって捜査や訴追の難度を上げることを狙います。
これらの心理的要素は、犯罪者の個別の心理状態や動機によって異なります。犯罪心理学や犯罪学の研究によって、犯罪者の心理的な動機や行動を理解しようとする試みがなされています。

人食文化(カンニバリズム)

モルダーはユジーン・トゥームスは、遺伝子の突然変異で30年間冬眠する人間が生まれてくる、冬眠中の栄養は肝臓を食べて補うと仮説をたてました。

人類歴史的文献では、人肉を食べる記録もあり一部の先住民や儀式において、人肉を摂取することもあったみたいです。

調べたところ、ジェフリー・ダーマーという男性が見つかりましたので紹介します。

ジェフリー・ダーマー(Jeffrey Dahmer)は、アメリカで活動した連続殺人犯の一人です。彼は1978年から1991年にかけて、少なくとも17人の男性を殺害しました。
ダーマーはミルウォーキー(ウィスコンシン州)を拠点に活動し、被害者たちを誘拐・殺害し、遺体を解体するなどの残忍な行為を行いました。彼は被害者たちの一部を解体し、一部を保存、人肉食するという異常な行動を取っていました。また、ダーマーは性的動機も持っていたとされています。
ダーマーの犯行は1987年に発覚し、1991年に逮捕されました。彼の逮捕後、警察はダーマーのアパートで多くの遺体の一部や証拠を発見しました。ダーマーは数多くの殺人罪や性的暴行罪によって起訴され、有罪判決を受けました。彼は1994年に刑務所内で他の囚人によって殺害されました。
ジェフリー・ダーマーの犯罪は、残忍さと異常性によって世界的な注目を浴びました。彼の事件は犯罪心理学や犯罪学の研究対象となり、連続殺人犯の典型例としても取り上げられることがあります。

今年はスクイーズの年

この事件は30年ごとに発生しています、最初は1903年、次に1963年、そして、今回の1993年、ここでもし犯人ユジーン・トゥームスがまだ生きていたら、1993年の30年後は、

2023年

今年なんですね。

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